シレトコスミレ |
スミレ科 シレトコスミレ類 |
高山の砂礫地などに生える多年草で、高さは5〜10センチ。葉は心形で、暗緑色、肉厚で光沢があり、脈はへこみ縁には粗い鋸歯がある。 花は白色で、中心部は淡黄色〜黄色、直径1.5センチほど。側弁には短毛がある。花期は6〜7月。北海道知床半島に分布する。 〜徒然想〜 憧れのシレトコスミレです。花びらは白色で、中心部が黄色という特徴的な花をもつスミレです。そして、日本では知床半島の硫黄山周辺でしか見られないとされています。 ヒグマの棲む山です。怖くてずっと躊躇していましたが、意を決してトライしてきました。 登山は万全を期しました(別項「花紀行」を参照して下さい)。 登山後の感想です。 一ヵ所だけ、木が騒ぎ、熊の気配らしきものがありましたが、全般的に通常の登山と同様でした。でも、これは天候に恵まれたからだと思っています。 前日はガスが深く、登山を断念しています。強行すれば、目印も見えず、難儀したことでしょう。熊と遭遇しても、気付きが遅かったでしょう。断念したことは、正解だったと思っています。 逆に、晴れてさえいれば、花も多く見られるすばらしい景観の山です。ただし、ただし、晴れていても、十分すぎるほどの熊対策は必要でしょう。 -同じ科の植物- |
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2015.7.5 北海道 |
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