コワシミズスミレ

スミレ科 ミヤマスミレ類


サクラスミレシロスミレの交雑種。高地の草原などに生える多年草で、高さは7〜15センチ。葉は長卵状披針形〜長三角状披針形。葉裏は淡緑色で紫色を帯びない。
花の大きさは、サクラスミレに近く直径2.5センチほどで大き目。色は白色に近いものから濃紅紫色のものまで変化が多く、紫条が入る。側弁は有毛。花期は5月下旬〜6月中旬。本州中部地方に分布する。


〜徒然想〜

例年5月末〜6月上旬は、長野県霧ヶ峰に向かいます。コワシミズスミレ、キリガミネスミレアルガスミレなど高原性のスミレ類の探索のためで、前2種は ”これは!” というものはみつかっていませんでした。
特にコワシミズスミレは、疑える個体との出逢いはあるものの、サクラスミレは終盤になると白みを帯びてくるため、その違いが判然としないままでいました。

東京都奥多摩でみつけた個体は、ようやく ”これは!” と言えるものと考えます。
花姿はサクラスミレに近く、側弁に毛があります。唇弁には紫条があります。葉はサクラスミレの形に近いものの、やや小さいです。葉柄や花茎には、サクラスミレほどの毛は少ないようです。
コワシミズスミレとしていいのではないかと思っています。
でも、このスミレは過去にも出逢っているはずです(下記2010年の画像)。確認の意味でも、探索は更に続きます。

-同じ科の植物-
2016.5.21 東京都奥多摩(画像にポインターをおいてください)
 2016.5.21 東京都奥多摩    2016.5.21 東京都奥多摩
   2010.6.5 長野県霧ヶ峰
過去にコワシミズスミレを疑った個体
 
 
2016.5.21 東京都奥多摩

2016.5.21 東京都奥多摩(画像にポインターをおいてください)
コワシミズスミレではないと思われる不明のスミレ