アルガスミレ |
スミレ科 ミヤマスミレ類 |
スミレ×サクラスミレの自然交雑種で、両親が生育する場所に突発的に発生する。 葉は長楕円状披針形 〜卵状披針形で変異がある。 花は濃紫色〜濃赤紫色で、側弁の基部には白い毛がある。直径2〜2.5センチほどで、やや大型。花期は5月。 〜徒然想〜 今までアルガスミレを疑ったすみれをいろいろ見てきましたが、いずれもサクラスミレに近く自信が持てませんでした。 しかし、今目の前にあるすみれは、明らかにサクラスミレとは異なり、凛とした葉と花を持っていました。花はサクラスミレほどでないもののやや大型で、花茎がピンと立ち上がっています。濃赤紫色というよりも赤紫色といったところでしょうか。 葉は微毛が多いので、粉を噴いたような緑色でした。花茎や葉柄は長く、いずれも有毛です。背丈は15センチほどで、高い方と言えるでしょう。 ネット情報によれば、葉の変異はいろいろで同定が難しく、サクラスミレに近いものやスミレに近いものが見られるようです。 しかし、今回典型例とも思えるような個体に出逢ったことは、今後のアルガスミレの同定に役立つ想いがいたします。 −同じ科の植物− |
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2013.5.25 山梨県 |
2013.5.25 山梨県 | 2013.5.25 山梨県(画像にポインターをおいてください) |