キリシマシャクジョウ |
ヒナノシャクジョウ科 ヒナノシャクジョウ属 |
常緑樹の林下などに生える腐生の多年草で、高さは10センチほど。 全体が白色で、茎の先にまばらな集散状に白い花をつける。花筒は3稜があり、先端の縁は淡黄色を帯びる。花期は9〜10月。伊豆七島、四国、九州、沖縄に分布する。 〜徒然想〜 ルリシャクジョウ、シロシャクジョウ、ヒナノシャクジョウ、・・・ この仲間の神秘さには、ほんとに憧れるものがあります。 沖縄に渡りルリシャクジョウをみたときは、どうしてこんな神秘な瑠璃色になるのか、植物の不思議を想ったものです。 同じ想いがキリシマシャクジョウにもあります。こちらは白です。撮影しながら、自ら光を発するような白がほんとに美しいと想いました。 その分、この花を撮るのは難しい。花の凹凸を撮りたいのですが、白い光が邪魔をします。 2012年に再訪しました。時期がよかったのでしょう。多くの本種が発生していました。 −同じ科の植物− |
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2010.9.5 鹿児島県 |
2010.9.5 鹿児島県 | 2010.9.5 鹿児島県 |
2012.9.27 鹿児島県 |