シロシャクジョウ

ヒナノシャクジョウ科 ヒナノシャクジョウ属

湿った暗い常緑樹林下に生える葉緑素を持たない腐生植物で、高さ5〜15センチほど。
茎の先に1〜3個ほどの白い花をつける。花筒に広い翼があり、内花被片がない。
本州(近畿)、四国、九州、沖縄県に分布する。



〜徒然想〜

森の案内人は、枝を鎌ではらいながら道のないような道をどんどん進む。今まで経験したことない山歩きで、もう一度同じ道を歩こうとしても絶対に無理だろう。こんな経験をするだけでも沖縄に来た甲斐があると、半ば恐れながらも、山歩きを楽しんだ。
おまけにと、時々現れるオナガエビネが美しい。暗い森に神秘的な魅力を加える。
そして、ついに目的のシロシャクジョウが・・・・・・、太い木の脇に、10株ほどが点々と生えていた。高さは3センチほど。お世辞にも美しいとは言えないが、珍しい植物との出逢い感動しました。
この日は憧れのルリシャクジョウにも出逢え、感動の沖縄花紀行となった。

−同じ科の植物−
2007.9.9 沖縄本島
   2007.9.9 沖縄本島
 
 2013.8.25 高知県    2013.8.25 高知県
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