ケスハマソウ

キンポウゲ科 ミスミソウ属

山地のやや湿った谷や樹林内などに生える多年草で、高さは10〜15センチ。スハマソウとは、葉の両面に毛があることで区別されるが、毛の量は連続的に変化し、区別しにくい場合も多い。
花弁のように見えるものは萼であり、萼片は6〜10枚。萼片の色は白〜淡紅色まで変異があり、日本海側のものは特に様々な色がある。花期は3〜4月。本州近畿以西、四国に分布する。

〜徒然想〜

この地のものはケスハマソウということなので、安心して撮りました。確かに葉につやが無く毛羽立っているような気がしまします。でも、さほどの違いがあるとも思えませんでした。
むしろ、花茎の毛が気になり、スハマソウはこんなに毛があったかなと思いながら、撮りました。

この谷の静けさが好きで、毎日のように散歩と掃除に来るという地元のおばさんと、しばし話しました。
アマナニリンソウは知っているものの、余り花には詳しくはないそうです。その代わり、このあたりの道はよく知っていて、歩いてみたらと勧められましたが、次の観察地への予定があります。お詫びして、お別れしました。

−同じ科の植物−
2012.4.14 岡山県
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