ニリンソウ ウスベニニリンソウ ミドリニリンソウ |
キンポウゲ科 イチリンソウ属 |
2006.4.16 東京都高尾山 |
林下、林縁などに普通に生える多年草で、高さは15〜30センチ。茎は数枚の根出葉と1〜3本の花茎を出す。茎の葉は3枚が輪生し深く欠刻する。 花は白色で、直径2センチほど。花期は4〜6月。北海道〜九州に分布する。 〜徒然想〜 山野の林道脇のみならず、平地の道端でもよく見かけます。玉川上水は、多摩川上流の羽村取水堰から新宿区の四谷大木戸に至る総距離約43キロの上水路で、江戸への導水路として活躍し、今でも沿道は市民の憩いの地となっています。その一角の小平市近辺には長くニリンソウの群落が見られ、驚いたことがあります。 ニリンソウだから二輪の花のみが付くと思われがちですが、一輪もあります。私のコレクションの中には三輪のものもあります。中には5輪も咲くものがあるそうです。 イチリンソウは葉柄が長く、葉が3枚輪生し、切れ込みが深いので、すぐ見分けられます。花も柔らかげで大きいです。 イチ、ニがあればサンリンソウもあります。短い葉柄をもち、比較的標高の高いところに咲きます。 花(萼片)は形や色が変化します。花弁の多いもの、緑色になるもの(ミドリニリンソウ)、紅色を帯びるもの(ウスベニニリンソウ)などです。 −同じ科の植物− |
花弁が9枚 2010.3.27 東京都高尾山 | 2006.4.16 東京都高尾山 | |
ミドリニリンソウ 2006.4.23 東京都高尾山 | ウスベニニリンソウ 2007.5.19 長野県 |
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