ヒロハテンナンショウ |
サトイモ科 テンナンショウ属 |
山地の林下などに生える多年草で、高さは15〜70センチ。葉は1個、小葉は5〜7枚で、卵状楕円形〜倒卵形で、先は鋭頭、全縁。花は葉よりも下に付く。 仏炎苞は緑色又は紫褐色で、著しく隆起する隆起する白条がある。付属体は棒状、ときに太い棒状頭状。花期は5〜6月。北海道、本州の主に日本海側、九州北部に分布する。 〜徒然想〜 稀少なイナヒロハテンナンショウを探し出そうと一念発起し、何とか探し出すことができました。では、母種(後に別種と判定された)のヒロハテンナンショウは・・・?ということで、撮り終えた画像を探してみました。 不明種としていたものの中に・・・ありました。新潟で撮影していました。 カミコウチテンナンショウを探した地(長野県)では、多くの本種がみつかりました。今度は、すぐに本種と同定することができたつもりでしたが、この仲間は調べれば調べるほど難しいグループであることが分かってきました。 例えば、アシウテンナンショウは本種とは区別できないとされましたので、アシウテンナンショウとして収載していた画像を、本項に移動しました。 この分野は難しいです。精進が必要です。 −同じ科の植物− |
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2007.5.3 新潟県 |
2012.6.10 長野県 | 2012.6.10 長野県 |
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