ヒロハノカワラサイコ |
バラ科 キジムシロ属 |
日当たりのよい海岸、河原、砂地などに生える多年草で、茎はよく分枝して地面を這うように伸び、長さ30〜50センチほどになる。葉は奇数羽状複葉で小葉は7〜13個、小葉は倒披針形で、羽状に中裂し裏面に白い綿毛が密生する。 花は枝先に多数付き、黄色で直径1〜1.5センチ、花弁、萼片、副萼片は5枚で、萼片と副萼片は同じ大きさ。花期は6〜8月。北海道、本州関東地方以北に分布する。 〜徒然想〜 今回の北海道花旅は、沿岸部を中心に巡ることにしました。 フェリーを心おどる想いで飛び出すと、早速湿原と呼ばれる地に向かいます。 たどり着いた地は、湿原とは思えない海岸地で、一方には真っ青な海が、他方には広大な草原が広がっています。 海岸砂地はシロヨモギが埋め尽くし、草原には点々と赤紫の花が目立ちます(ホザキシモツケ、エゾフウロなど)。ヒロハノカワラサイコは、その一角に、黄色の小さい群落を作っていました。 後日見たエゾツルキンバイとの違いが分からなくなり、比較のため同日にアップしました。 −同じ科の植物− |
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2012.7.21 北海道 |
2012.7.21 北海道 | 2012.7.20 北海道 |
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