エゾフウロ |
フウロソウ科 フウロソウ属 |
低地〜山地の草地に生える多年草で、高さは30〜60センチ。茎、葉柄、萼片には開出毛がある。葉は掌状に5裂し、裂片はさらに中裂する。 花は紅紫色の5弁花で、直径3センチほど、花弁は重なり合う。花期は6〜8月。北海道〜本州中北部、伊吹山に分布する。 〜徒然想〜 正直、ハクサンフウロと思い撮ったのですが、あとでエゾフウロであることを知りました。 ハクサンフウロによく似ていますが、ハクサンフウロの変種とされ、葉や萼片に荒い毛があり、花弁が重なる特徴があります。 想い返せば、花弁が閉じ気味で、こじんまりしてみえた記憶が戻ります。色もやや鮮やかだったようです。 フウロソウの仲間も、各地にそれぞれ特徴をもったものがあるようです。まだまだ出逢いは少ないですが、徐々に観察眼を養う必要があります。 北海道の海岸では、この花がよく見られました。全体に毛が少ないハマフウロは、主に日本海側に分布しているようです。 −同じ科の植物− |
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2009.6.13 伊吹山(画像にポインターをおいて下さい) |
2009.6.13 伊吹山 | 2012.7.20 北海道 |
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