ヒメハマナデシコ |
ナデシコ科 ナデシコ属 |
2010.9.6 鹿児島県 |
海岸の岩地や草地などに生える多年草で、高さは15〜30センチ。茎は株状で、下部は木質化して横に這うか斜上する。根生葉はロゼット状で、倒披針形〜へら状長楕円形。厚く光沢がある。 花は茎の先に1〜6個付き、紅紫色で、花弁の縁は鋸歯状に浅く切れ込む。花期は6〜10月。和歌山県、愛媛県、九州、沖縄に分布する。 〜徒然想〜 花期が6〜10月とあるように、この花は順次咲くので花期は長くなるようです。9月上旬、鹿児島県では既に花は白くなり、終わりかけていました。 花は直径2センチほどで、縁はカワラナデシコのように深く切れ込むことはなく、シナノナデシコに似ています。葉は幅広で厚みがあり、海岸植物の特徴を有しています。 当初はハマナデシコと思いましたが、花の付き方からヒメハマナデシコとしました。 この年は残暑が厳しく、台風の余波の雨があがったあとは、かえって蒸し風呂のような暑さをもたらしました。開聞岳を望む大きな露天風呂が心地よかった。 −同じ科の植物− |
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