ハマナデシコ

ナデシコ科 ナデシコ属



海岸の岩地や砂浜に生える多年草で、高さは15〜50センチ。茎の下部は木質化する。葉は柄がなく対生し、厚くて光沢があり、長楕円形〜長卵形、縁には毛がある。
花は茎の先に集まって咲き、紅紫色の5弁花で直径2センチほど。花弁の縁は鋸歯状に浅く切れ込む。花期は6〜11月。本州〜沖縄県に分布する。



〜徒然想〜

ソナレセンブリをもう一度見たくてこの地を再訪し、この花をみつけました。1株のみの残り花です。それでも花は瑞々しく、鮮やかな色合いをみせてくれました。

前回訪れたときに、この地にハマナデシコがあるとの情報で探したにもかかわらずみつからなかっただけに、うれしかった。アングルや絞りを変えて、いろいろ撮影しました。

似た花にヒメハマナデシコがありますが、こちらは1〜2花が付く傾向があります。
なお、この年のソナレセンブリは開花が遅れ気味で、また小さい株ばかりでした。

−同じ科の植物−

2011.11.4 伊豆半島
 2011.11.4 伊豆半島    2011.11.4 伊豆半島
     
 2013.7.3 静岡県   2013.7.3 静岡県 
   2013.7.3 静岡県