カワラナデシコ (シロバナカワラナデシコ) |
ナデシコ科 ナデシコ属 |
2006.7.22 長野県八ヶ岳 | 2006.7.22 長野県八ヶ岳 |
秋の七草の一つで、単にナデシコとも呼ばれる。 山野の日当たりのいい草地や河原などに生える多年草で、高さは30〜80センチ。葉は線形〜披針形、粉白色を帯び、基部は茎を抱く。 花は茎頂に数個付き、淡紅色。花弁は深裂し、先は細かく裂ける。雄しべは10個、雌しべは2個。花期は7〜10月。 〜徒然想〜 すっかり園芸種となったものの一つ。それだけ人々に愛されるということでしょう。外来種と区別するため、在来種を河原撫子又は大和撫子と呼んだことに、大和撫子の所以があります。 「撫子」は「子を撫でるように可愛く美しい」という意味。日本女性の大和撫子も可愛く美しい。 高山にはタカネナデシコが咲きます。 シロバナカワラナデシコを見つけた機会に、このページを更新しました。 園芸種では白花は珍しくないものの、自生ではあまり見られないようです。山の中の道端で1輪だけ花開いていたものですが、誰かが種を撒いたものと言えなくはありません。 秋色に染まりかけた山の中で、純白の花はよく映えていました。 八ヶ岳では梅雨明け、花の本番となる時期の出逢いです。いずれも山の草地で、カワラの名が付くものの草地に生えることが多いようです。(八ヶ岳の画像は山麓で撮影したものですが、エゾカワラナデシコのようです。) −同じ科の植物− |
2006.7.22 長野県八ヶ岳 黄色はキバナノカワラマツバ |
2008.11.3 東京都陣馬山 |
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