フジサンシキウツギ |
スイカズラ科 タニウツギ属 |
別名 フジベニウツギ 山地の明るい場所などに生える落葉低木で、高さは1〜3メートル。ヤブウツギとニシキウツギの自然雑種。葉は対生し、長楕円形〜倒卵状長楕円形、先は急に尖り、縁には微鋸歯がある。 花は枝先や葉腋に数個つき、紅赤色で長さ3センチほど、漏斗状鐘形で先は5裂する。花期は5〜6月。山梨、静岡県に分布する。 〜徒然想〜 先達者のホームページをみてこの名を知りました。富士山周辺でアシタカツツジを撮影した後、本種を探してみました。 雪の残る富士山の大きな姿を見ながら全くみつかることを期待しない花探しも、なかなか気持ちがいいものです。そんな余裕がこの花との出逢いをくれたのかもしれません。明るい道端でそれらしき花をみつけました。 花はニシキウツギに似ていますが、濃い紅色です。葉裏、蕚などの状況は両親の中間で変異の幅が大きいようです。葉裏脈上の開出毛、蕚の毛を確認しました。 同じような地域に、花の色が白から紅色に変化する雑種(フジニシキウツギ)があるようですが、白い花は見られなかったので本種(花は初めから紅色で変化しない)としました。 −同じ科の植物− |
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2012.5.20 山梨県 |
2012.5.20 山梨県(画像にポインターをおいてください) | 2012.5.20 山梨県 | |
2012.5.20 山梨県 | 2012.5.20 山梨県 |
2012.5.20 山梨県 |