オオシマシュスラン |
ラン科 シュスラン属 |
ハチジョウシュスランは葉の中央に白く太い筋が入るが、この筋が入らないタイプをオオシマシュスランという。 花は小さくて多数つき、汚白色で少し紅色を帯びる。花期は9〜11月。千葉県、伊豆七島に分布する。 〜徒然想〜 千葉県のこの地は、シュスランの仲間の絶好の観察地です。 シュスランの大群生が1ヶ所に偏って見られる一方で、オオシマシュスランが各所に散ってポツリポツリと見られます。 葉は、全く無地のものの他に、場所によっては薄っすらと網目模様があるものが見られます。 また、この地には、カゴメランと見紛うような網目模様が白くはっきりしたハチジョウシュスランのタイプがみられるとの報告があります。なぜカゴメランではなくてハチジョウシュスランなのか、興味深い報告です。 理由を調査して、来年また行くことになりそうです。 かつては各地にシュスランの仲間の観察地があったようですが、今では伊豆七島に渡らなければ容易に見られないと聞いていました。それが、千葉県のこの地や見知らぬ各所にまだ残っていることを知り、うれしい想いです。いつまでも残り続けることを願います。 −同じ科の植物− |
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2014.9.13 千葉県 |
2014.9.13 千葉県 | 2014.9.13 千葉県 |