オオイワカガミ |
イワウメ科 イワカガミ属 |
北海道南部〜東北地方、中部地方の日本海側のブナ林中に生えることが多い。葉は円形で8〜12センチになり大型、多数の尖った鋸歯がある。 〜徒然想〜 イワカガミよりも花が全体的に大ぶりなこと、花柱に付く花が多いこと、葉が大きいことで、区別されています。しかし、植物園でしか出逢いがないので、自生に出逢ったら見分けられるか、不安が残ります。2007年記。 2008年、納得の出逢いです。イワカガミとコイワカガミは、葉の大きさが違うといってもさほど明確な違いがあるわけではなく、生息地で見分けるのに甘んじるところがあります。 しかし、オオイワカガミの葉は、明らかに大きい。これならば迷うことなく、オオイワカガミと自信をもって言えます。 新潟の奥地には多くみられ、イワカガミと思われるものはみられませんでした。 改訂新版「日本の野生植物」(平凡社)では、イワカガミ、コイワカガミ、オオイワカガミは類型分類では区別できないとされています。 同調したい気持ちもありますが、オオイワカガミの葉は、明らかに他とは違います。本項はそのまま残すことにしました。 −同じ科の植物− |
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2007.5.3 新潟県 |
2007.5.3 新潟県 |
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