オニシオガマ |
ゴマノハグサ科 シオガマギク属 |
低山〜亜高山帯の湿った地に生える多年草で、茎は分枝せず直立し、高さは1メートルほどになる。全体に白毛が多い。葉は根ぎわに対生し、長卵形で、羽状に全裂する。 茎の先に花穂を作り、まばらに淡紅色の花を付ける。花期は8〜9月。石川県以北の日本海側に分布する。 〜徒然想〜 他のシオガマの仲間に比べて大きいからとの理由でオニの名が付いたのなら、お気の毒というしかない。花はタカネシオガマ、ミヤマシオガマと同様に、鮮やかな紫で美しい。 栂池自然園のゴンドラリフトの降り口付近で、高さ60センチほどのこの花が、すくっと立ち上っていました。 まるで、これから栂池自然園に向かう人達を見守る仁王のようでした。・・・やはり、オニは仕方ないか。 −同じ科の植物− |
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2005.7.23 栂池 |
2004.8.25 長野県白馬 |
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