キキョウソウ

キキョウ科 キキョウソウ属
 
2007.5.26 長野県   2005.6.4 神奈川県


北アメリカ原産の帰化植物。茎は根際で分枝し、それぞれは直立し、高さは15〜60センチになる1年草。葉は互生し、円形〜広卵形、縁には低い鋸歯があり、基部は心形で茎を抱く。
花は開放花と閉鎖花があり、開放花は直径2センチほど、紅紫色〜濃紫色で5深裂する。花期は5〜7月。

〜徒然想〜

釣り仲間10人ほどで恩人の墓参りをしました。海を見下ろす高台にあり、釣りが好きな故人が、生前より購入していたようです。その日は天気が良く、それでなくても日当たりのいい高台が一層明るく輝いていました。ここならば、故人も心安く過ごせるでしょう。ご冥福をお祈り申し上げます。
その一角に咲いていたのがキキョウソウ。明るい陽射しと海の光を受けて、花は青く鮮やかでした。似た名の花にヒナキキョウソウヒナギキョウがあり、別物です。混同しやすいです。

−同じ科の植物−

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