ヒナキキョウソウ

キキョウ科 キキョウソウ属

 
2011.6.4 埼玉県   2020.5.12 東京都調布市


北アメリカ原産の帰化植物。市街地の道ばた、荒れ地などに生える1年草で、高さは40センチほどになる。茎は直立し、葉は互生し無柄で茎を抱かない。卵形で、低い鋸歯がある。
花は葉腋に1個ずつ付けるが、開花するのは最上部の1個のみで、他は閉鎖花。直径1.5センチほどで、紫色。花期は4〜5月。

〜徒然想〜

他に紛らわしい名の花があります。キキョウソウヒナギキョウです。ヒナキキョウソウとキキョウソウは帰化種で、ヒナギキョウは在来種です。
ヒナキキョウソウは前記のとおりですが、キキョウソウは葉腋に数個同時に花を付け、葉は茎を抱きます。
ヒナギキョウは、長い花茎の先に花を1個付け、葉も他の2種と違い、披針形です。

このように似た名の花があることから、すっかり収載済みと思っていました。

−同じ科の植物−

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