オウレン (キクバオウレン)

キンポウゲ科 オウレン属

別名キクバオウレン
針葉樹林の林床によく生える。早春に花茎を出し、分枝してふつう3個の花をつける。花の時期は高さ10〜20センチほど、その後のびて40センチほどになる。先が尖って花に見える萼片は白色で披針形。
花弁は、中央に小さく付け直径1センチほど。

オウレン属は、日本にはミツバオウレン、バイカオウレン、ミツバノバイカオウレン、オウレン、オウゴカヨウオウレン(屋久島特産)、ウスギオウレンの6種が生育する。オウレン(キクバオウレン)は1回3出複葉葉、小葉がさらに3つに分かれた2回3出複葉のものをセリバオウレン、さらに3つに分かれた3回3出複葉のものをコセリバオウレンという(但し、中間型もある)。

日本産で漢方に使われるのはキクバオウレンとセリバオウレンで、コセリバオウレンは根茎が細いので使われない。
黄連は漢方薬としてよく知られており、漢方の胃腸薬には必ずといっていいほど広く用いられる。苦味健胃薬として、消化不良、急性の腹痛下痢、腹部の膨満に服用する。主成分であるベルベリンは殺菌作用を有するので、黄連を煎じた液は、口中のただれ、ただれ目、傷口などの洗浄に用いる。外耳炎、中耳炎にも用いられていたようです。
黄連の名は、根茎が節状に連なり、横切面が黄色をしていることに由来する。
2006.3.18 東京都高尾野草園
2006.3.12 東京都薬用植物園
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