イチヤクソウ |
イチヤクソウ科 イチヤクソウ属 APG分類ではツツジ科 |
低山の林下などに生える多年草で、高さは15〜25センチ。葉は根元に集まって付き、卵状楕円形〜広楕円形、長い柄があり、細かい鋸歯がある。 花は花茎の先に2〜10個付き、花冠は白色で、直径1.3センチほど。花柱は大きく湾曲する。花期は6〜7月。北海道〜九州に分布する。 〜徒然想〜 ピントの甘い写真を収載しており、撮り直し候補のひとつになっていました。しかし、不思議なもので、どこにでもありそうでしたが出逢いの機会は多くありませんでした。 北海道で久しぶりに見かけ、こんな色の花だったかと、初見の花を見るような想いで撮影しました。緑白色に見えたのです。すっかりこの花を忘れてしまっていたようです。 傍らにはオオウメガサソウが群生し、ヒトツバイチヤクソウも見られました。 一薬草の名のとおり、生薬名「鹿蹄草(ろくていそう)」の名で、強心、降圧、抗菌などの薬理作用が知られています。切り傷や毒虫の傷跡へは塗布して用いるようです。 中国では、特に老人の慢性関節リューマチに用いられているとの報告もあります。もちろん、使用には注意が必要です。 −同じ科の植物− |
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2003.7.5 奥多摩三頭山 |
2003.7.5 奥多摩三頭山 | 2003.7.5 奥多摩三頭山 |
2018.7.15 北海道 | 2014.7.6 山梨県 | |
2020.6.27 茨城県 しばしば斑が入ります |
2020.6.27 茨城県 |
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