イブキボウフウ

セリ科 イブキボウフウ属



陽当たりのよい山地や高原に生える多年草で、高さ40〜90センチ。小さな白い花を複散形状に付ける。
葉は2〜3回奇数羽状複葉で、小葉は細かく切れ込む。花期は8〜9月。
名のイブキは滋賀県の伊吹山から、ボウフウは生薬の「防風」から由来している。



〜徒然想〜

志賀高原の植物園で出逢って以来、この花に出逢う機会は多い・・・と思う。
セリ科の花の区別は難しいが、高地で、ドーム状の花穂がいくつも付いた中型のセリ科の花を見ると、まずこの花とハクサンボウフウの名が浮かびます。

高山の少し小ぶりなものにタカネイブキボウフウがあり、これは色が付いた花穂が混じることが多いので見分けやすい。

イブキボウフウは、海岸性のハマイブキボウフウとともに、「和防風」と称して「防風」の代用にすることがある。
「防風」は、中国北部、シベリア等に産するセリ科の植物の根または根茎から得られる生薬で、発汗、解熱、鎮痛薬として頭痛、関節痛等の風邪症状に用いられます。


2006.9.2 長野県八ヶ岳
2008.8.14 長野県八方尾根
   もっとこの花を見る → Ptoto Gallery