フィリヒナスミレ

スミレ科 ミヤマスミレ類

2006.4.22 東京都奥多摩

〜徒然想〜

葉の葉脈に沿って白い斑が入る品種を、フィリヒナスミレといいます。
例年春の山散歩は、高尾山周辺と奥多摩から始まります。そこでの主役はやはりすみれ類で、いつの間にか多くのすみれの写真が貯まってしまいます。その中から名が分かるものを順次同定していきますが、多くが残ってしまいます。
ヒナスミレは比較的分かりやすいすみれで、長めの三角形の葉で、基部が丸く切れ込むのが特徴です。
ヒメレンゲを観察した奥多摩の登山道脇には、花が終わったフィリヒナスミレの葉が数多く見られました。来年は、もっと多くの花が見られるでしょう。楽しみを胸に、心軽く山を下ります。

上記は2006年に記したものですが、読み返すと懐かしいです。当時は見るものすべてが目新しく、名前を知るのに苦労したのです。
その後フイリヒナスミレとの出逢いは多いのですが、奥多摩で見た多くの葉がいつも気になります。まだ残っているだろうか。

花が白いものがみつかり、フイリシロバナヒナスミレと呼んでいいのかなと思いました。ただし、距はかすかに桃色を帯びています。

−同じ科の植物−

 2014.4.26 群馬県  
 2014.4.2 東京都高尾山    2014.4.26 群馬県
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