タネツケバナ

アブラナ科 タネツケバナ属

越年草で、高さは15〜30センチほどになる。葉は羽状に深裂し、小葉は細長い楕円形、頂葉は大きい。
花は白色で4弁、花弁の長さは3〜4ミリほど。


〜徒然想〜

早春、まだ風が冷たい頃から、道端には背丈10センチほどの白い花が目立つようになります。ふつう、タネツケバナと呼んでしまうアブラナ科の植物です。ただ、近年は外来種のミチタネツケバナが増え、明るい道端でみかけるものはこれである可能性が高いのです。
両者の違いは下記の表にまとめてみました。
タネツケの由来は、農家の方がイネの種籾(たねもみ)の発芽を促すために水に漬ける作業を行う頃に咲き出すことにあるとか〜外来種にはない親しみのある由来です。

タネツケバナ ミチタネツケバナ
生育地 湿った場所 乾いた場所
草丈 15〜30cm 10〜30cm
茎の葉 多く付く あまり付かない
根生葉 果期には枯れる 果期まで残る
花の大きさ より大きい 花が小さく、花弁が乱れる
毛の状態 茎には白い毛が密生し、
葉には毛が散生する
茎は無毛
葉柄の基部に少し生える
果実の付き方 カギ形に曲がって付く
花の位置より低い所に付く
斜め上方に真っ直ぐ付く
花の位置より高い所に付く
2009.3.7 東京都狛江市(画像にポインターをおいて下さい)
2009.3.7 東京都狛江市 2007.3.24 東京都高尾山
2007.4.8 東京都高尾山