ミチタネツケバナ

アブラナ科 タネツケバナ属

2007.3.11 東京都狛江市

ヨーロッパから東アジアに分布し、日本各地に帰化している越年草で、高さは30センチほどになる。葉は羽状に深裂し、小葉は広楕円形、頂葉は大きく卵円形。
花は白色で4弁、花弁の長さは2〜3ミリほど。雄しべはふつう4個。


〜徒然想〜

植物に精通した人は別として、タネツケバナは知っていてもミチタネツケバナの名を知る人は少ないのではないでしょうか。かく言う私も近年まではそれを知らなくて、ミチタネツケバナの名を知ったのちは両者の違いが分からなかった一人です。
助けて頂いたのは、お気に入りに登録して、毎日のように見ているブログ“みかんの花日記”でした。著名な植物写真家のブログで、違いを写真付きで紹介してくれたのです。
違いを調べようとしていた矢先で、グッドタイミング、感謝でした。

撮り貯めたタネツケバナとミチタネツケバナの画像を整理して、ようやくアップの運びとなりました。

−同じ科の植物−

2006.4.2 東京都裏高尾 2006.4.2 東京都裏高尾
2007.4.1 東京都裏高尾
2017.3.18 東京都調布市 2017.3.18 東京都調布市
雄しべはふつう4個だが、5個もあった