ナルカミスミレ

スミレ科 ミヤマスミレ類

群馬県鳴神山で発見された。エイザンスミレの変種であるヒトツバエゾスミレの純白花品又は準白花品で、距まで純白なものを典型種としているが、極めて少ない。
葉は単葉だが、不規則に切れ込み、変化がある。

〜徒然想〜

2007年は不思議な年でした。例年みられる場所に見られない。葉もない。不作の年なのか、鹿の被害か、はては、・・・盗掘か、いろいろ疑う花散歩になってしまいました。
それでも、ようやくみつけたナルカミスミレに安堵し、感激の撮影になりました。とはいえ、画像のものは、花も距も純白とは言えません。花は白でも距がわずかに色づいているような気もするし(上の画像)、距が白でも花がやや青味が残っているし(上の画像)・・・、難しいものです。
花も距も白い典型的なナルカミスミレを撮れなくて残念でもあるが、来年への楽しみが残りました。

来年どころか、再訪は7年後になってしまいました。
新しい画像を追加しますが、典型種として満足できるものではありませんでした。

そして結論です。前記の典型種のみをナルカミスミレと呼ぶならば、今は幻となりつつある〜と思います。

−同じ科の植物−
2007.4.14 群馬県鳴神山


朗報です!
距がわずかに色づく程度のものもナルカミスミレとしてよいとのコメントをいただきました。
いつもお世話になっている同好者のブログにコメントいただいたものですが、長年の???が払拭された想いです。ありがとうございました。


2007.4.14 群馬県鳴神山(画像にポインターをおいてください) 2007.4.14 群馬県鳴神山
2007.4.14 群馬県鳴神山 2007.4.14 群馬県鳴神山 
 
 2014.4.26  群馬県鳴神山   2014.4.26  群馬県鳴神山(画像にポインターをおいてください) 
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