メジロホオズキ |
ナス科 ナス属 |
山地の林縁に生える多年草で、高さは60〜90センチ。茎はよく分枝し、軟毛が密に生える。葉は卵形〜狭卵形で、先は尖り、両面やや密に軟毛がある。 花は白色で径1センチほど。萼片は10裂する。 液果は球形で、つややかに赤く熟す。花期は6〜10月。本州(南部)〜沖縄県に分布する。 〜徒然想〜 山道脇の藪で白い花を咲かせていました。片や、道の反対側ではすっかり赤い実になって、枝を下げています。萼片が10裂するのが特徴で、首輪のように赤い実を飾り、きれいです。 花と実が同時とはちょっと変な気もしますが、花期が長いのが理由のようです。 花と実が同時にみられる植物は少なくありません。ナンバンハコベも花が落ちる頃には緑の実が大きくなっています。 沖縄では、リュウキュウルリミノキで白い花と青い実が同じ枝に並んでいたのが印象に残っています。 −同じ科の植物− |
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2008.10.18 沖縄県本島 |
2008.10.18 沖縄県本島 | 2008.10.18 沖縄県本島 |
2008.10.18 沖縄県本島 |