ホクリクネコノメソウ

ユキノシタ科 ネコノメソウ属

沢沿いなどの湿った地に生える多年草で、花茎は10センチほどになり、根出葉は花時まで残る。葉は円形〜楕円形で、表面の脈が顕著に見える。
苞は花期には鮮やかな黄色となる。花盤は淡緑色、雄しべは8個で萼裂片よりはるかに長く、花時に直立する。裂開直前の葯は暗紅色で、のちに黒紫色になる。
花期は5月。新潟県〜島根県の日本海側に分布する。

〜徒然想〜

イワボタンのように綺麗に黄色に色づくネコノメソウです。日陰での一群は周りを明るくします。日当たりでは黄金色に輝きます。
ある場所では、前から憧れていたアズマシロカネソウと同居していて、ついそちらに心を奪われてしまいましたが、お許しあれ! 

島根県ではサンインネコノメソウを先に見て、改めてホクリクネコノメソウを見てみると近種であることがよく分かります。
さらに近種にボタンネコノメの名が知られていますが、これはまたそのうちに、ということで・・・(翌年見ることができました)

−同じ科の植物−
2008.4.20  新潟県
2008.4.20  新潟県
2008.4.20  新潟県
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