イワボタン

ユキノシタ科 ネコノメソウ属

山地の沢沿いや水湿地に生える多年草で、高さ3〜15センチ。根生葉は明らかな柄があり、花時にも残り、広卵形〜狭卵形。茎葉は卵円形〜卵状楕円形で、基部はくさび形、ふつう表面には灰白色の斑紋が入る。
萼裂片は花時に斜開又は直立し、淡緑色〜黄緑色、雄しべは8個で、葯は黄色。関東以西の太平洋側、四国、九州に分布する。

〜徒然想〜

黄金色に輝くキバナハナネコノメが咲く沢に点々とみられた。イワボタンも黄色が美しい花なのだが、相手がキバナハナネコノメでは敵わない。こころなしか、岩の隙間に咲くなど、控えめでした。
所変わり、伊豆の登山道脇では思わず下山の足を止めるほどの見事な黄色で、イワボタンの天下です。こちらは幸せ者です。

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2007.4.21 静岡県(画像にポインターをおいて下さい)
2007.4.21 静岡県
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