ヒメヒダボタン

ユキノシタ科 ネコノメソウ属

山地の沢沿いに生える多年草で、高さは15センチほどになる。葉は円形〜楕円形で、上部の苞は鮮やかな黄色。
萼片は4個で黄緑色。雄しべは8個、葯は黄色。花期は4月。岐阜、滋賀、福井県に分布する。花期は4月。岐阜、滋賀、福井県に分布する。

〜徒然想〜

ヒダボタンの苦行に比べて、こちらはあっけないほど容易にみつかりました。ネットで調べた林道に入ると、直ぐに車の中からそれらしいネコノメソウがみえました。2時間ほど前に見たヒダボタンとの違いは葯の色にあるということなので、確認します。
確かに黄色〜ヒメヒダボタンです。ヒダボタンの葯は暗褐色です。
山から林道を横切り、本流に注ぐ沢に点々と生えていました。撮影しながら、目移りするほど綺麗なネコノメソウの連続です。

この日はイワザクラに始まり、ボタンネコノメ、ヒダボタン、ヒメヒダボタンと、ネコノメソウの仲間を巡る遠征となり、その違いがよく分かりました。
東京から岐阜県、滋賀県を突き抜け北陸道に出、花の伊吹山を脇目で見ながら、走行930km余り〜運転してくれた同行者に感謝いたします。

−同じ科の植物−
2009.4.11 岐阜県(画像にポインターをおいて下さい)
2009.4.11 岐阜県
   もっとこの花を見る → Ptoto Gallery