ハナムグラ |
アカネ科 ヤエムグラ属 |
湿った草地に生える多年草で、高さ30〜60センチ。茎に4稜があり、稜上に下向きの刺がある。葉は4〜6枚輪生し、倒披針形又は狭長楕円形、先は丸く、先端はごく短く尖る。 枝先と葉腋から花序をのばし、多数の花を付ける。花冠は白色で4裂し、直径2ミリほど。花期は5〜7月。本州中部、関東地方に稀にみられる。 〜徒然想〜 ムグラの仲間はいずれも花が小さく地味だが、さすがにハナが名に付くように、この花は華やかです。 純白で、多くの花を付けるので、葦の間に埋もれていてもよく目立ちます。葦をかき分けると周りが明るくなるほど華やかです。 近くには、これまた純白のタチスミレが咲いています。葦で覆われた湿原の足下で、白の競演です。 稀少種です。同じ稀少種のエキサイゼリもみられましたが、こちらは少し終わりかけでした。 −同じ科の植物− |
|
2007.5.27 栃木県(画像にポインターをおいて下さい) |
2007.5.27 栃木県(画像にポインターをおいて下さい) | 2022.5.21 栃木県 |
もっとこの花を見る → |