ハコネシロカネソウ |
キンポウゲ科 シロカネソウ属 |
神奈川県と静岡県の限られた地域に分布する多年草で、高さは10〜15センチ。葉は対生し、菱状卵形で欠刻状の鋸歯がある。よく似たツルシロカネソウとは、匐枝が短いか出さない違いがある。 花は白色で、5裂し、直径1センチほど。花期は4〜5月。 〜徒然想〜 チチブシロカネソウの清楚な白をみて感動し、流れでハコネシロカネソウがあることを知りました。 ネット情報を屈指して探しました。箱根でも限られた地に生えるようで、1年目は完敗、探し出すことはできませんでした。 2年目は心強い師匠が同行します。互いに情報を仕入れてあたりを付けた場所を巡ることにして、箱根に向かいます。 まずは師匠の場所です。山道を下りますが、なかなかみつかりません。師匠の見落としそうな場所を丹念に探します。そろそろ諦めかけた頃、朗報が届きました。傾斜地に、高さ10センチほどのハコネシロカネソウが、思いの外多くありました。 間違いなく清楚な白です。ようやく探し当てた喜びで、互いに笑顔を交わします。 情報収集と植生の知識、そして信念が花探しのポイントであることを改めて知りました。 −同じ科の植物− |
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2009.4.19 神奈川県箱根 |
2009.4.19 神奈川県箱根 | 2009.4.19 神奈川県箱根 |
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