フウセントウワタ

カガイモ科 フウセントウワタ属

南アフリカ原産の常緑亜低木で、高さは1〜2メートル。葉は対生し、長披針形で、無毛。
茎の上部の葉腋に散形花序をつくり、白色の5弁花を付ける。秋に風船状の果実となり、これが面白く観賞用として切り花などに用いられる。花期は8〜9月。別名フウセンダマノキ(風船玉の木)。

〜徒然想〜

シブカワシロギクが咲く山里は、遠くにチェーンソーの音が響き、それがかえって森とした静けさとなっています。
突然、人を呼ぶ声がします。振り向けば、農家から畑に向かって呼びかけています。遠いにもかかわらず、よく聞こえます。
農家の畑の縁にはトウガラシが植えられています。そして、この面白い風船が畑を飛び出して道端に生えています。焚き火からの白い煙が、ゆるやかに山に吸い込まれます。
大好きな山里の風景です。

−同じ科の植物−

2007.10.14 静岡県浜松市
2007.10.14 静岡県浜松市(画像にポインターをおいて下さい) 2007.10.14 静岡県浜松市(画像にポインターをおいて下さい)