オナガサイシン |
ウマノスズクサ科 フタバアオイ属 |
沖縄県に産し、カツウダケカンアオイとも呼ばれている。全草に長い毛があり、葉は広心形で緑色、光沢がある。 花は淡緑褐色で長さ2.5センチほど。萼片の上部はくびれ、萼片は三角状披針形で、先は尾状に長くのびる。花期は2〜4月。 〜徒然想〜 ヒナカンアオイと違って、こちらは山には入ってすぐに見つかりました(地元の方のお陰です)。しかも株は多く、皆さんすぐに思い思いの姿で撮影に入ります。 しかし、私は・・・・・・、ヒナカンアオイの一番くじで運を使い果たしたのでしょうか、出逢う株がことごとく蕾です。皆さんが撮影する脇を右往左往〜少々焦り気味になってきました。 沖縄に産するカンアオイの仲間は、これとヒナカンアオイの2種しか報告されてないようです。 葉はウスバサイシンに似て薄く、斑紋がありません。萼片や花軸、葉柄に剛毛が生え、ものすごい姿です。こんな姿でも、ヒメギフチョウのように、この花の食蝶はいるのでしょうか。ちょっと興味が持たれます。 −同じ科の植物− |
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2008.4.13 沖縄県本島(画像にポインターをおいて下さい) |
2008.4.13 沖縄県本島 |
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