ニッコウネコノメ |
ユキノシタ科 ネコノメソウ属 |
2007.5.19 長野県 | 2021.4.24 山梨県 |
ヨゴレネコノメと同じくイワボタンを母種とする高さ5〜15センチの多年草。ふつう根出葉は花時にはなく、花後に30センチにも達する走出枝を出す。 萼片は淡黄色で花期にはほぼ平開し、雄しべは8個。開裂直前の葯は暗紅紫色。花期は4〜5月。東北地方南部〜中部地方の太平洋側に分布する。 〜徒然想〜 ヨゴレネコノメとの違いがよく分からなくて、アップを先延ばしにしていました。図鑑などには、萼片が平開する、葯が4〜8個で暗紅紫色などの特徴が示されています。 しかし、萼片がまだ平開しきれていない初期のものがあったりすると、即、迷いになってしまいます。 少し救われつつあるのは、数を見ることによって、典型的なものと、そうでないものとを見分ける目が、多少なりとも出来てきたことでしょうか。植物によって、見なければならない部分が分かってきたことでしょうか。 違いは、ヨゴレネコノメの萼片はほぼ直立し、葯は暗紅色、花糸、花柱及び子房が紅紫色を帯びることを、指標にしています。 −同じ科の植物− |
2007.5.19 長野県 |
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