エゾノイワハタザオ |
アブラナ科 ヤマハタザオ属 |
山地に生え40センチほどになる多年草で、根生葉はロゼッタ状につき長倒卵形、粗い鋸歯があり、先は丸い。表面にある2分毛は硬くて柄がある。 総状に白い花を多数つける。 イワハタザオは本州中部の山地に生え、根生葉の基部は細まり、長い柄になる。いずれもフジハタザオの変種だが、この植物の仲間は形態的、生態的に変化が多く、同定が難しい。 〜徒然想〜 早雲峡から黒岳までの登山道は、まだ観光的な登山者が多く、様々な姿ですれ違う。そんな中で、大きなカメラと三脚を固定して撮影する姿をみて花に詳しいと思われたのだろうか、多くの方に名を問われました。 イワハタザオは、信州では6月半ばが盛期だった。そこで見たばかりの花が目の前にあったので、すぐに答えられた。 “イワハタザオの仲間でしょう。エゾの名がつくかもしれません” エゾノイワハタザオがあるかまだ知らないときの、いい加減な答えでした。 −同じ科の植物− |
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2007.7.9 北海道黒岳 |
2007.7.9 北海道黒岳 |
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