イワハタザオ

アブラナ科 ヤマハタザオ属

2007.5.26 長野県蓼科 2007.6.16 長野県蓼科

本州中北部の深山の崖壁や草地に生える多年草で、高さ45センチほどになる。根生葉は低い鋸歯があり、基部は次第に細まり長柄となる。茎葉は茎を抱く。
茎頂に白色の4弁花を総状に付ける。花期は5〜6月。


〜徒然想〜

”イワハタザオです!” ふと、この花をみつけて見つめていると、背から声がかかった。10人ほどのスミレ観察行脚で、信州から栃木路へ向かう峠道でした。
遠くには浅間山のなだらかな峰が見える。雲が少しかかるが、空は青い。目の前が大きく広がる気持ちのいい峠です。

大きな景色にゆったりと浸りたくて、また訪れる。
この日も快晴〜誰にも遠慮することなく、浅間山に向かって大きく背伸びする。背の崖壁には、イワハタザオが増えている。
また訪れる気配がする。

−同じ科の植物−

2007.6.16 長野県蓼科
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