アオイスミレ |
スミレ科 ニオイスミレ類 |
湿り気の多い落葉樹林下、林縁、明るい畑地脇などに生える多年草で、高さは3〜8センチ。地上茎あり。花柄をあまり伸ばさないので、地にへばりつくように咲く。葉は、初期は葉の両側が丸まり、展開すると円心形〜円形、先はあまり尖らない。基部は深い心形。全体に毛が多い。 花は直径1〜1.5センチで、小形〜中形。淡紫色〜濃紫紅色、白色。雌しべの先端が曲がる。側弁は有毛または無毛。距は太く上に反り返るものが多い。花期は3〜4月。北海道〜九州に分布する。 〜徒然想〜 花期の早い“すみれ”の一つで、2007年はタチツボスミレ、コスミレと同じ2月12日に開花を確認しました。 暖かい陽射しのもとで畑を整地していた人に語りかけると、やはり今年は花が早いとのこと、体も動きやすいと、にこやかに答えてくれました。その畑の片隅にアオイスミレが30センチほどのかたまりで咲いていました。 葉の形がフタバアオイに似るからこの名が付いたというが、それ以上にアオイという名に日本の“すみれ”を感じます。 花はやや小さめで慎みながら開き、全体が微毛で包まれているようでやわらかい。 聞けばほぼ日本特産とか。この花に持った自分のイメージに満足、満足! −同じ科の植物− |
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2007.2.12 東京都裏高尾(画像にポインターをおいて下さい) |
2019.3.26 東京都高尾山 | 2016.4.2 東京都高尾山 |
2010.3.27 東京都高尾山 | 2019.3.26 東京都高尾山 |
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