アカネスミレ

スミレ科 ミヤマスミレ類

山地の明るい道沿い、林縁、草原などに生える多年草で、高さは5〜10センチ。葉、葉柄、花柄など、全体に細かい毛が多い。葉はさじ形〜長三角形、明るめの緑色で微毛が多く、ときに葉裏は紫色を帯びる。
花は直径2センチほど。鮮やかな青紫色〜赤紫色、変化がある。側弁基部は有毛(無毛もある)。距は細長く、先細になる。
側弁基部以外無毛のものはオカスミレ、白花品はコボトケスミレと呼ばれている。

〜徒然想〜

2007年以前に撮影した本種についてコメントしていましたが、書き直しました。
当時は毛の状態がどの程度であればアカネスミレなのか、オカスミレと区別がつかない悩みが記されていました。さすがに、今では見間違うことはありません。

しかし、更なる悩みが・・・。
ウスアカネスミレという概念が、どうもピンときません。色違いということですが、区別する必要があるのか???です。
別項にアカネスミレ(ウスアカネスミレ)を追加しました。


−同じ科の植物−

2007.4..15 山梨県三ツ峠

ゲンジスミレとの自然交雑種にカクマスミレがあります。
アカネスミレの血を多く受け継いでいるアカネタイプは、葉裏が紫色を帯びるのですが、どの程度紫色を帯びればカクマスミレとしていいのか、まだよく理解できていないのです。
まだまだです。

   2007.4..15 山梨県三ツ峠(画像にポインターをおいて下さい)  
 2017.4.24  山梨県    2015.4.22 東京都奥高尾
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