エゾウスユキソウ (レブンウスユキソウ) |
キク科 ウスユキソウ属 |
2018.7.12 北海道 | 2018.7.12 北海道 |
別名 レブンウスユキソウ。 山地の草地や岩礫地などに生える多年草で、高さは10〜30センチ。葉は茎の下部に10枚ほど付き、倒披針形ないし線形、先がやや尖り、裏面は綿毛がなく緑色。 花は星形で花びら状の苞葉に囲まれて多くの頭花が付き、中心部に雌花に囲まれた雄花がある。頭花と頭花が離れる傾向がある。花期は6〜8月。北海道(礼文島、ニペソツ山他などに分布する。 〜徒然想〜 レブンウスユキソウの名のほうが馴染めるのですが、図鑑のエゾウスユキソウに従っておきます。 かつて6月初旬に礼文島に行ったときは、残念ながら開花した花は見ることができませんでした。それだけに、今回の訪問では、憧れ度が高まっていたものの一つです。 この日は前日まで降っていた雨が上がったものの霧がたち込め、特に海岸に降りる途中の花畑は濃い霧に覆われ視界がありませんでした。それでも、各所でこの花はよく見られました。 霧が幸いし、花は露の衣をまとっています。いい風情です。 ひとつ気付いたことが・・・。ハヤチネウスユキソウ、ミヤマウスユキソウ、ヒメウスユキソウ、ハッポウウスユキソウなど、多くの仲間がありますが、レブンウスユキソウはこれらと違い、まとまって花を咲かることが少ないようです。1つの花を付けた株が、バラバラに群生しています。 −同じ科の植物− |
2018.7.12 北海道 |
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