ナガバヤブマオ

イラクサ科 カラムシ属

 
2022.10.24 千葉県   2022.10.24 千葉県


山地の林縁などに生える多年草で、高さは1〜2メートル。葉は対生し、卵状楕円形で、先は長く尾状に伸び、3脈が目立ち、縁には揃った鋸歯がある。質はやや薄く、表面は鮮緑色で光沢がある。
花は雌雄同株で、上部に雌花序、下部に雄花序が付く。花期は8〜10月。東北地方南部以西〜沖縄県に分布する。

〜徒然想〜

カズサヤマアザミの産地の傍らで見られました。やや暗い湿った地です。背丈は1メートルほどまでで、図鑑にあるような2メートル近くになるものはありませんでした。
葉が長く、葉脈がはっきりしていて目立ちます。光沢もあります。
花は終わり、実になっていましたが、ヤブマオと同様な花を咲かせるようです。
ヤブマオの仲間は似たものが多く、悩みます。シマナガバヤブマオは沖縄の花仲間から教えられました。画像を比べると、こちらは葉のシワが目立ちます。
葉が本種より細いヤナギアブマオもあり、こちらは沖縄県に分布します。

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