シマナガバヤブマオ |
イラクサ科 カラムシ属 |
やや湿り気のある道端や林縁などに生える多年草で、高さは1メートルほどになる。葉は長楕円形で、厚く、細かい鋸歯がある。 花は8月頃咲き、基本的に雌花しか咲かず、稀に雄花が咲く(という)。 〜徒然想〜 伊豆諸島の固有種とも、千葉県でも見られるとも報告があり、全般的には情報不足の植物です。 手持ちの図鑑には記載が無く、ネット情報でも断片しか分かりませんでした。 現地の方からの情報によれば、ナガバヤブマオの海岸型で、葉が硬いのが特徴であるとのこと。花期は8〜9月ということです。 東京大学のシマナガバヤブマオ標本は、葉は硬い草質で葉裏面の主脈上に多くの毛があるということで、本島の個体も同じであることからシマナガバヤブマオとされています。 ただ、ナガバヤブマオは変異の大きい種であり、検討が必要とのことでした。 画像の種は、車を停めた道脇に生えていましたが、まだ花はありません。ヤブマオと同じような花を咲かせるのでしょう。 葉は光沢がありシワがあることから、きらきらした感じです。 −同じ科の植物− |
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2012.7.1 東京都伊豆七島 |
2012.7.1 東京都伊豆七島 | 2012.7.1 東京都伊豆七島 |