ハナヒリノキ |
ツツジ科 イワナンテン属 |
山地の疎林内、林縁、岩場などに生える落葉低木で、高さは50〜150センチ。葉は互生し、楕円形又は倒卵状楕円形で、先は尖り、基部は丸く、縁には毛がある。 新枝の先に5〜15センチの総状花序を出し、淡緑色の花を多数付ける。花冠は長さ4ミリほどの壺形で、先は浅く5裂する。果実は直径4ミリほどで扁球形。花期は6〜7月。近畿地地方以北〜北海道に分布する。 〜徒然想〜 ウラジロハナヒリノキやハコネハナヒリノキをアップしてあるものの、では両者の母種であるハナヒリノキは・・・?と、記憶をたどってみます。 北海道と東北で撮影した画像の中に、それらしきものがありました。 北海道では、樹林帯を抜け明るくなった岩地の脇に生えていたものです。いつの日も、樹林帯を抜けると、さあこれからは花を見る時間だと、ワクワクした気分になります。 例にもれず、この日もこの花やイソツツジの白い花などが見え始めます。天気は良好です。目的の花に向かって登ります。 一方、東北で撮影したハナヒリノキは、葉幅が広く、丸いように思えます。ヒロハハナヒリノキと呼ばれるものではないでしょうか。 −同じ科の植物− |
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2015.6.29 北海道 |
2010.7.4 山形県(画像にポインターをおいてください) | 2015.6.29 北海道 |
2015.6.29 北海道 | ||
2015.6.29 北海道(画像にポインターをおいてください) |