エゾミヤマエンレイソウ |
ユリ科(APG分類シュロソウ科) エンレイソウ属 |
ミヤマエンレイソウ(シロバナエンレイソウ)の変種。 山地の広葉樹林内などに生える多年草で、高さは30〜70センチ。葉は3枚輪生し、広卵状菱形で先は尖る。 花は茎頂から出る花柄の先に1個、横〜斜め下向きに付ける。花弁は蕚片とほぼ同長で3センチほど。葯は花糸とほぼ同長。花期は5〜7月。 〜徒然想〜 ミヤマエンレイソウの子房は希に紫色の斑点が見られるものの普通クリーム色なのに対し、本種は子房全体が暗紫色をしているのが特徴です。 この地には、ミヤマエンレイソウ、オオバナノエンレイソウ、エゾミヤマエンレイソウの3種が見られるようです。さらには、子房に赤紫色の斑点があるオオバナノエンレイソウも見られました。 エゾミヤマエンレイソウと思われるものは意外と少なく、ようやく一角にこの花が固まっているのをみつけてホッとしたものです。 似た花にチシマエンレイソウがあるようですが、こちらは子房がさらに黒く黒紫色になると図鑑などに記載されています。 −同じ科の植物− |
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2018.5.16 北海道 |
2018.5.16 北海道 | 2018.5.16 北海道 |