トンボソウ |
ラン科 ツレサギソウ属 |
山地の林下などに生える多年草で、高さは15〜35センチ。葉は茎の下部に2枚付き、狭長楕円形又は倒披針形。 花は穂状花序にやや多数付け、淡緑白色で、唇弁は前に垂れ、側萼片は横に開く。花期は7〜9月。北海道〜九州に分布する。 〜徒然想〜 この花は小さく目立たないので、その気になって探さないと目に入りません。 ハコネギクやタテヤマギクを撮り終えて、トンボソウがあるはずと視点を切り替えて登山道脇を丁寧に探します。すると、比較的容易にみつかりました。小さくて風に揺れています。 荷を下ろして、じっくり撮影です。 ピントを合わせるこの緊張感も、一つの楽しみです。 今年(2010年)の夏はとりわけ暑さが厳しく、箱根の山の中でも蒸すような暑さです。撮影後は、これを見越して冷やしながら持ってきたビールが旨いです。 −同じ科の植物− |
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2010.8.16 神奈川県箱根 |
2010.8.16 神奈川県箱根 | 2007.8.19 神奈川県箱根 | |
唇弁の先が前に持ち上がったものは別種ではないかと論議したことがあります。 いろいろな角度から撮影しましたが、結局のところ、トンボソウに落ち着きました。 |
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2015.8.1 山梨県 | 2015.8.1 山梨県 |
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