ハコネギク |
キク科 シオン属 |
富士火山帯の山地の草地などに生える多年草で、高さは20〜60センチ。葉は広被針形〜卵状長楕円形で、まばらな鋸歯がある。 花は茎の先の散房花序に白色又は淡紫色の頭花を付ける。花の直径は2センチほど。総苞片の先は粘る。花期は8〜9月。 〜徒然想〜 まだ花期には早いかとも思いましたが、せっかくのお盆休みです。道路の渋滞を嫌い、電車で出かけることにしました。 辿り着いた山頂は大きく開け、強い陽射しです。咲き始めたハコネギクでさえも、やや萎れ加減です。 樹林帯に潜ると、今度は蒸し風呂のような暑さですが、陽射しを避けたハコネギクはより大きな花を咲かせていました。 タテヤマギクもみられ、キクをみていると秋への序奏を思わせますが、2010年の夏は厳しい残暑です。 −同じ科の植物− |
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2010.8.16 神奈川県箱根 |
2010.8.16 神奈川県箱根 | 2010.8.16 神奈川県箱根 |
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