トクワカソウ

イワウメ科 イワウチワ属



山地の林下などに生える常緑の多年草で、高さは5〜15センチ。イワウチワの変種で、葉の基部が円形又はくさび形になるのが特徴。
花は淡紅色で漏斗状鐘形、直径3センチほど。花期は4〜6月。北陸〜近畿、中国地方に分布する。



〜徒然想〜

岐阜や新潟で見た本種と思われるものに自信が持てなくて、例年のように撮影スケジュールに入れていた植物です。今年も6月半ばを過ぎ、あきらめた矢先に、ナエバキスミレとともに本種もあったとの情報に、予定を変更してこの山に飛んでいきました。
歩き始めてすぐに本種が見られました。雪融けでまだ湿つた法面や林の奥に、ぽつりぽつりと現れます。さすがに盛期は終わったのでしょうか。花が落ちているものも多く見られます。
葉をよく観察し、イワウチワとの違いを確認しました。葉は広楕円形(円形に近い)で、イワウチワの扁平形とは違うと感じました。ただ、葉の基部は円形やくさび形も見られますが、浅い心形も見られました(ネット情報によれば、心形もときに見られるようです)。
岐阜で見たものも、本種としてよさそうです。ただし、新潟で見たものはオオイワウチワのようです。

−同じ科の植物−

2011.6.18 群馬県
 2009.4.11 岐阜県    2011.6.18 群馬県
   2011.6.18 群馬県