ナエバキスミレ

スミレ科 キスミレ属

亜高山帯の日当たりの良い傾斜地や林縁などに生える多年草で、高さは5〜20センチ。オオバキスミレの変種で、茎が紅紫色を帯び、葉が厚く光沢があり、葉脈がへこむ特徴がある。
茎葉は上部に3枚が輪生せずに、1枚が離れて付く。
花は3〜7センチの花茎の先に直径1.5〜2センチほどの黄色い花を付ける。花弁は倒卵形、側弁は有毛。花期は6〜7月。東北地方南部〜北アルプスに分布する。

〜徒然想〜

前の週に、沖縄の花仲間が訪れてくれたのに同行できなくて、残念な想いでした。せめて、一週遅れで、ナエバキスミレが沢山見られたという同じ道を辿ることにしました。

山の斜面は、黄色で埋め尽くされていました。ものすごい群生です。そして足下にも・・・・・・踏まないように、撮影の位置取りをするのが大変です。
興奮の撮影になりました。ただ、雨の予報があり、山はガスで煙っています。遠くの黄色がかすれてしまうのが残念です。
そして、とうとう雨が降り出してきました。ガスも濃くなってきました。撮影はこれまでです。急ぎ、道がガスで隠れてしまわないうちに下山します。

−同じ科の植物−
2011.6.18 群馬県
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