タンザワサカネラン

ラン科 サカネラン属

山地の林下などに生える腐生ランで、高さは5〜20センチ。茎は数個の鞘状葉を互生する。
花は茎頂の総状花序に、小さな花を10〜20花付ける。花は白色〜肉色でほとんど平開せず、唇弁と側花弁の外側から萼弁が覆う。花期は6月。関東、東北地方に分布する。

〜徒然想〜

2008年に発表された新種です。タンザワの名がありますが、丹沢では環境が変わりなかなか見ることが難しくなったようです。
お誘いを得て、福島に向かいます。こういう時の花仲間は、本当にありがたいです。
貴重な花は、遊歩道の道脇に生えていました。色も目立つわけではなく、ここにあると知らなければ、確実に気づかないでしょう。
サカネランに比べるとずっと小さく10センチほど、又はそれ以下でした。花数は多くなく、開いているのか、よく分かりません。
さあ、次はカイサカネランを探します。

-同じ科の植物-
2014.6.29 福島県
 2014.6.29 福島県    2014.6.29 福島県
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