ダイセンクワガタ |
ゴマノハグサ科 ルリトラノオ属 |
亜高山〜高山帯の砂礫地や岩場に生える多年草で、高さは20センチほど。葉は対生し卵形、縁は羽状に切れ込み重鋸歯がある。 茎先の総状花序に、青紫色の花を多数付ける。花冠は4深裂し、雄しべは2本 雌しべは1本。花はミヤマクワガタに似るが、萼裂片が尖らない。花期は5〜6月。中国地方に分布する。 〜徒然想〜 アポイクワガタ、バンダイクワガタなど、各地にはそれぞれ固有の仲間が知られていて、本種も中国地方だけに分布する固有種です。 クワガタの名がありますが、果実が卵球形であるところからルリトラノオ属に分類されています(クワガタソウ属は果実が扁平)。 この花を求めて山を登りますが、今回は小さな女の子が先導します。地元に出向している方のお子さんです。 ”小さな紫色の花をみつけてね!“とお願いすると、元気よく駈けのぼっていきます。 途中疲れたのか顔色が悪い時もありましたが、山頂に着く頃には笑顔が戻ってきました。山頂を極め、ハイタッチです。 ミヤマクワガタの仲間はどれも可憐で可愛らしいですが、女の子はもっと可愛らしい・・・ですね。 −同じ科の植物− |
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2012.6.3 島根県 |
2012.6.3 島根県 | 2012.6.3 島根県(画像にポインターをおいてください) |
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